おはようございます!
今日の愛知県瀬戸市は、快晴の朝となっています。

4年連続で申告所得金額・申告税額が増加。赤字申告は減少。

国税庁のホームページで公表されている
「平成25事務年度 法人税等の申告(課税)事績」によると、

法人税の申告件数は、前年比0.4%増となる277万1,000件
その申告所得金額は、同17.9%増となる53兆2,780億円
申告税額は、同9.3%増となる10兆9,403億円

となっています。これで4年連続の増加となりました。

また、
申告を行った法人の黒字割合は、同1.7%増となる29.1%(3年連続で上昇)、
黒字申告1件あたりの所得金額は、同10.9%増となる6,619万円

となっています。

その一方で、
赤字申告による欠損金額は、同24.1%減となる12兆7,744億円
1件当たりの欠損金額は、同22.6%減となる650万円
となっています。こちらは大幅に減少していることがわかります。

なお、平成26年度の改正で課税期間が1年短縮された 復興特別法人税の申告税額は、
同75.3%増となる1兆1,846億円となっています。

欠損金には「繰越控除」や「繰戻還付」が適用できます。

欠損金が発生してしまった場合には、以下のような制度が適用できます。

「繰越控除」 (翌年度以降に生じた所得から控除できます)
「繰戻還付」 (前年度に所得があり法人税を納付していた場合に、その所得と相殺して納付した法人税の還付を受けられます)

「繰越控除」を適用した場合は、翌年度以降の9年間(※)に渡り欠損金を以下の期間繰越すことができ、この期間中に生じた所得金額から控除できます。
(※平成20年4月以前に終了した事業年度で生じた欠損金は7年間)
ただし、中小法人等以外の法人については控除できる額は所得金額の80%が限度となります。

「繰戻還付」の適用は資本金1億円以下の中小企業等に限られます。


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